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DTM初心者からステップアップするための3つの道具

2019年4月17日

揃えたい3つの追加道具

2025年 6月更新

前回の、『 DTM初心者必見!この4つの道具を揃えよう 』で、DTMを始める際に必要な物を説明しました。

今回は、 DTM制作がステップアップする下記の3つの機材をご説明をします。

  1. MIDIキーボード
  2. マイク
  3. ソフトウェア音源

では、一つひとつ見ていきましょう。

 

1.MIDIキーボード

アレシスq49

MIDIキーボードがあると、2つの点からとても便利になります。

  1. 音楽理論の理解が深まりやすい
  2. コードやドラムなどMIDIを打ち込む際に、理解しやすくなる

1-1.音楽理論の理解が深まりやすい

 DAWソフトでは、鍵盤に表示されている所に音符の代わりとなる、MIDIデーター(棒線)を入力すします。下記画面

キューベースmidiノート

その際、上記画面左に鍵盤が表示されていると思いますが、通常はその鍵盤の位置を見ながらMIDI入力を行います。

マウスを使用して打ち込みますが、MIDIキーボードがあると鍵盤で押した所が入力されますし、上記画面の理解がより早まります。

 

1-2.コードやドラムなどMIDIを打ち込む際に、理解しやすくなる

MIDIを打ち込んでいきますが、鍵盤があるとマウスと鍵盤両方で確認することになるので、理解が深まります。

とくに感覚的に作業を出来るようになるので、マウスだけでは得られないリズム感やコード感が徐々に養われますので一石二鳥です。

 

購入する際のポイントは、「鍵盤の数」です

MIDIキーボードで多いのは49鍵盤。その次に多いのが61鍵盤です。

49鍵盤あれば十分ですが、置くスペースなどを考慮してくださいね。

下記は、値段も1万円以下で、49鍵、省スペースのおすすめのMIDIキーボードです。

 

2.マイク

鼻歌で歌ったファイルに音を加えたり、作ったメロディに歌をいれる際に必要になりますね。さて、マイクは下記の2つに分かれます。

  1. ダイナミックマイク
  2. コンデンサーマイク

2-1.ダイナミックマイクとは

ダイナミックマイク

ダイナミックマイクとは、主にライブやカラオケなどで使用されるマイクです。

ただしこのマイク録音(レコーディング)すると、音質が加工されて若干劣化しますので、基本的に録音(レコーディング)にはあまり向いていません。

録音マイクです。

 

2-2.コンデンサーマイクとは

コンデンサーマイク

録音(レコ—ディング)専用のマイクです。

高音質の音を録音(レコーディング)出来ますので、DTMで使用する際は主にこちらです。

オススメは、RODE(ロード)の NT1Aで、コストパフォーマンスのよいコンデンサーマイクです。必ずオーディオインターフェースにつなげて使用します。

マイクを購入すると、マイクケースやマイクホルダーなど一緒に付いてきますよ。

 

 

3.ソフトウェア音源

ソフトウェア音源とは、シーケンスソフト(作曲・編曲)などで使用するソフト音源をまとめて言う言葉。一部の音源は、生音に近い高音質を出します。

ただ沢山ありすぎて、初心者の方は何を買えば良いのか分からないと思いますので、総合的に見た点からのオススメ音源を紹介しますね。

※音源とは、ギター、ピアノ、ドラム、ベース、弦楽器、シンセなど、音を出す道具のこと。

3-1.ギター音源

教室で多く使用されているのは、Ample Sound Ample Guitar TC (アンプルギター テレキャスター )

ストラト、テレキャスター、レスポール、アコースティックギター含め、個別に音源をそろえなければいけませんが、音色や、パターンなど柔軟性があるのでDTMで再現しにくいギターをそれなにり再現できます。

下記は、昨今よく使用されている癖のないテレキャスター音源です。

 

3-2.ピアノ音源

DTMソフトでよく使用されているのは、Synthogy Ivory(アイボリー)

上品な音の出る、リアルなピアノ音源です。全てのジャンルで使用できる音源ではないのですが、バラードやインストゥルメンタルの曲などを制作して行く際はとても役に立ちますよ。

 

 

3-3.ドラムの音源

リアルなドラムを再現したい場合によく使用されているのか、FX Pation BFD3(ビーエフディスリー)。

DTMで、昔から良く使用されているドラム音源です。

ドラムのミックスなどを理解してるなら、非常に

ただしハードな音が鳴りますので、色々なジャンルに合わせて鳴らす場合は、追加の音源集を購入しなければならないところが難点です。

 

 

3-4.ベースの音源

DTM界隈でよく使用されているのは、Ik Multimedia(モッドベースツー  )

エレクトリックベース、アコースティックベース、など、数多くの音色を出すことが出来るベース音源です。

これ一つで、Hard Rock、Metal、Fuck、Popsなどあらゆるジャンルで使用できるべースが選べます。

また、細かいMIDIの編集方法などを覚えれば、スライド奏法、弦指定その他、リアルな表現も可能ですよ。

 

 

3-5.シンセの音源

DTMで世界中で使用されているシンセサイザー、Revel Sound Spire(リビールサウンド スパイア )

高品質なシンセサイザ—の音が、非常に多く入っています。

とくにここ10年でよく使用される、シンセプラック系の音色は、この音源でないといけないくらい優れた音色が多数使用できます。

また空間を埋める音(パッド系)もよい音色がそろっており、追加でexpansion(エクスパンション)を購入すると無限に音色を増やしていくことができますよ。

 

まとめ

ギター、ピアノ、ドラム、ベース、シンセと5つの音源を見てきましたが、上のグレードの音を求めるのでしたら、その思いを叶える音源達です。

持っておくと便利な3つの道具です。DTMでの作曲・編曲が楽しくなりますよ。

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