10年以上DTM講師をしていると色々なトラブルを見るのですが、今回はその中でも良く犯してしまうミスをご紹介します。
皆さん何気なくしている事があるかもしれませんので、もくじだけ見て当てはまっていることがあれば、内容を確認するとトラブルを防げるかも知れませんよ。
※PC（パソコン）やMacの初心者向けの内容
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このページの目次
1. DTMをする上でよく犯しがちなミス
6つのよく犯すミスです。
1-1 作業を待てずに何度もクリックする
クリックしたら、クリックした回数だけパソコンは同じプロセスを行います。
例えば、ネットを見るブラウザーなどで、1回クリックした後ブラウザーが開かない場合に、何回か押して後で押した数だけ一度に沢山ブラウザーが出てきたことがありませんか。
もしもPCやMACが遅い場合は、1度クリックしたら少し待ってから、再度アクションを起こしてみてください。
待っても駄目だったら、「 Ctrl + Shift + Esc 」で、下記画面のWindows タスクマネージャーを出して、終了させたいファイルを選び タスクの終了 をしてみてください。
Macは、「 command + option + Esc 」で、アプリケーションの強制終了を表示してから、閉じるアプリケーションを選び、強制終了をおせばOKです。
1-2 無料のウイルスソフトを入れている
今までトラブルの経験が多いのですが、無料のウイルスソフトを入れているために、ソフトウェア音源やエフェクトプラグインがインストール出来ない。
またシーケンスソフトが起動しなくなるなどのトラブルがあります。
無料のソフトは、知識がないと上手く使用できない物が多いです。
ネットでいい評価があっても、パソコンのスキルを持っているかどうかによって評価が変わってきますので、パソコンやMacに詳しくない人は、無料ソフトに手を出さない方が賢明です。
もしもウイルスソフトが必要な場合は、下記ソフトが2000円以下で購入出来て便利ですよ。
生徒も多く使用しております。
ソースネクスト 〔Win版〕 ZERO ウイルスセキュリティ ZEROウイルスセキユリテイ
1-3 同じソフトのインストールを何度も行う
ソフトウェア音源やプラグインエフェクトの音が出ないや表示できない際など、皆さん何度も行なっていますね。
同じソフトのインストール先を変えて、何度もインストールすることは絶対やってはいけません。
そうなると、自力で修正するのが難しくなります。パソコンに詳しい人でも解決出来なくなることもありますよ。
もしもインストールして出来なかった際は、一度アンインストールを行なってから、再度行なってみてくださいね。
1-4 フォルダなどを誤って他のフォルダに入れる
あるフォルダを、間違えて他のフォルダに入れる事があります。
そうなると、起動するはずのソフトが起動しなくなったり、ソフトを使っていて一部機能でトラブルが出るようになります。
マウスでは比較的少ないのですが、ノートPCなどに付いているマウスパッドでは、良くやるミスですのでフォルダを見ながら慎重に操作をしてください。
万が一、間違えて入れてしまったら、
- Windows：Ctrl ＋ Z
- MAC：Command + Z
で元の位置に戻ります。
1-5 64ビットと32ビットのファイルを混ぜる
ソフトウェア音源やプラグインエフェクトがインストール出来ないなどで、安易にデータを移動しようとすることです。
64ビットと32ビットは、フォルダ名や拡張子名が同じになっている事が多いので見た目では判断できません。
移動すると使えるモノも使えなくなりますし、アンインストールをしても移動したデータは消えません。
インストールしても使えないからといって、何でもかんでもデータを移動しないようにしてくださいね。
もしもCubaseで、音源やプラグインエフェクトが表示されない場合
1-6 フリーのソフトを無闇にインストールする
フリーのソフトで良い物もありますが、基本的にフリーはフリーです。
安全性や互換性などの面で弱く、色々な問題が複雑になって原因が解決出来ないことが多くあります。
DTMの初心者の方は、使用するソフトをよく見てからインストールしましょう。
まとめ. よく犯すミスはしないように気をつけましょう
今回は6つを上げましたが、皆さんを見ていて良くやるミスです。
正しくすれば問題解決できますが、やり方を間違えるとトラブルで精神が消耗しますので、お気をつけくださいね。