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DTM初心者必見!この4つの機材をそろえよう

2015年4月17日

この4つの道具を揃えよう

2025年6月更新記事! 

DTMを始めるに当たって、どんなものを購入して揃えればいいのか。

また、どんな知識が無ければいけないのか。

とおる
とおる
これからDTMを始められる初心者の皆さまを対象に、分かりやすくお話しします。

もしも基本的なDTM用語が分からなければ、『 DTMの基本用語を、簡単に覚えよう! 』を一度ご覧下さいね。

さて4つの道具とは・・・

  1. パソコン
  2. シーケンサー(作曲・編曲ソフト)
  3. オーディオインターフェース
  4. ヘッドフォン・スピーカー

では、1から順に説明していきます。

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1.パソコン

デスクトップパソコン

もしもあなたがパソコンをお持ちでなければ、DTMパソコンを購入しなければなりません。

その際に、考えなければならないのは・・・

 

1-1 デスクトップ型とノート型どちらを選ぶか

当教室で生徒がパソコンを購入する際に、よく聞かれる事です。

置く場所(スペース)や、持ち運び(ポータビリティ)などを考えていないのでしたら、下記の2点からおすすめは「 デスクトップ型 」です。

  • パソコン本体の性能(スペック)
  • 機能性(拡張性)

 

1-2 パソコン本体の性能(スペック)と拡張性

通常ノートパソコンは、デスクトップ型に比べて、性能(スペック)が劣ります。
DTMを行うにあたりパソコンの性能をフルに使用しますので、性能(スペック)が良ければ良いほど安心です。

また拡張性は、外部のパーツを使う際にノートパソコンだと拡張できませんが、デスクトップ型ですと本体が大きいので、そのような心配はいりません。

 

さて、パソコン本体を購入する際は、下記の4点をみれば大丈夫です。

  1. OS    :ソフトを動かす土台の部分
  2. CPU  :パソコンの頭脳の部分
  3. メモリー:データを一時的に記憶する部分
  4. SSD        :データを保存する所

 

OSのポイント

  • OS(Windowsパソコン):「Windows 11 64Bit」の入っているパソコンを選択すればOK。
  • OS(Macノート):「Movaje」または、「Catalina」が入っているMac。

 

CPUのポイント

CPU:「Intel Core i 5」、または、「Intel Core i 7」のどちらかの物で、その右に書いてある数字(クロック周波数)が、最低でも2.3GB以上の物。

2.8GB以上あればなおOK^^。

 

メモリーの選び方

メモリー:「16GB以上」であれば大丈夫ですが、BFD3などの専用のドラム音源やKOMPLETEなどの音源を後で購入したいのであれば32GBを購入しておきましょう。

また、Youtubeなどへアップする動画を作成するアプリを、がっつり使用場合は、32GB以上あってもよいくらいです。

 

SSDの選び方

SSDは、m.2 SSDと通常のSSDの2種類に分かれておりますが、おすすめはm.2 SSDです。

m.2 SSDは、大体通常のSSDの4倍以上の速度が出ます。

 

最近の大容量の音源を使う場合は、多くのデータ容量を使用しますので、256GB以上できれば、512GB以上を選べば十分です。

 

2025年7月 DTMおすすめデスクトップパソコン

デスクトップパソコンで有名なDell製PCで、10万円少しで買える性能の良いハイスペックマシンです。

  • OSはWindows11 64ビット
  • CPU:core i 7基本クロック 
  • メモリー:32GB
  • M.2 SSD:1TB
コスパの高い10万円で購入できる中古デスクトップパソコン

CPUの世代は若干古いですが、基本クロックはそこそこ高め、その他メモリーやSSDは十二分な性能があります。

中古でよりもめちゃ高性能、10万円で購入できるコスパの優れた DTMPC ですよ。

 

Windows 」と「 Mac 」のどちらを選ぶ

ウィンドウズスタートボタンアップルロゴ

DTMを行うにあたって、「 Windows(ウィンドウス) 」か、「 Mac(マック) 」どちらのOSを使用しても、基本的には大差はありません。

もしも「 Windows 」か「 Mac 」にこだわりがないのでしたら、私は次の点から「 Windows 」をすすめます。

 

Macはデザイン性、ウィンドウズはコストパフォーマンスと拡張性

Macは、性能(スペック)が中程度で高価格のパソコンです。

ただし、デザイン性ポータビリティ(携帯性)は優れておりますね。

 

WindowsPCは、Macと同じ値段で、高性能のスペックで購入することができ、Macよりも色々な拡張性があるため、出来る事がかなり多くなります。

パソコンの性能(スペック)がある程度無ければ、『音が出ない、音が途切れる』などのトラブルが出ますので、性能を取るかデザイン性などを取るかを考えてください。

 

ポイント

今までに音楽経験があり、DTMを始める方で、「ギター、ピアノ、ドラム、ベース、弦楽器、管楽器」の音にこだわりがある方は、ぜひデスクトップを購入しておいてくださいね。

DTMを徐々に覚えて、良い音を求めて音源を購入していくと、ノート型だとすぐに性能(スペック)に限界がきます>_<。

 

ノートパソコンやMacBook Proを購入されたい方

ノートパソコンは、性能(スペック)が、最低Core i 5 2.4GHz以上でメモリーが8GB以上、容量は256GB以上であればお好きな物を購入できます。

 

おすすめノートパソコン

モデル名:Lenovo ノートパソコン IdeaPad Slim 170

下記のノートパソコンは、CPUで SSD512GB メモリー16GB積んでいてDTMノートPCに十分な性能で、7万円台で購入することができますよ。

Lenovo ノートパソコン IdeaPad Slim 170 15.6インチ AMD Ryzen™ 5 5625U メモリ16GB SSD512GB

 

おすすめMac Book Pro

マックブックプロアイファイブ

Macの購入でしたら、「MacBook Pro」を購入ください。「MacBook Air」は低スペックなのでオススメしません。

細かいカスタマイズを知りたい場合は下記を参考にしてください。

MacBook ProでDTMをする際の選び方

 

Apple ストアでも購入できますが、Amazonで購入すると細かい上記カスタマイズはできませんが、その分安く買うことが出来ます。

 

上記で説明したMac Bookおすすめリンクを紹介します。

モニターは13.6インチでCPUはM4チップ、SSDが256GBとメモリーが16GB、また、カラーはスターライトです。

DTMをするのに十分なMac Book Proです。値段は15万とお値段はそこそこしますが、検討してはどうでしょうか。

 

以上を参考に、あなたに合ったDTMノートパソコンをご購入くださいね。

 

2.シーケンサー(作曲・編曲ソフト)

次は、作曲・編曲をする際に必要になる、MIDI打ち込みのシーケンスソフトです。

 

Cubase(キューベース)

キューベースアイコン

Steinberg(スタインバーグ) Cubase(キューベース)Pro 14

 VST(ブイエスティー)という規格を作ったドイツの会社で、YAMAHAが代理店です。

これ一つあれば、作曲・編曲・ミックス・録音(レコーディング)など、曲作りにおいてのすべてが1つで行えます。

日本語対応で、Cubase Pro 14 、Cubase Artist 14 、Cubase Elements 14の3グレードと、steinbergオーディオインターフェースなどに付属でついている、簡易版Cubase LE AIがあります。

3つの大きな違いは、機能の制限があるかどうかです。具体的には、下位版は上位版に比べ音が少なくなっていたり、上位版では出来る高度な作業が、下位版では出来なくなっています。

そのため、プロ志向の人のおすすめは、『 Cubase Pro 14 』 アマ志向でDTMをされたい初心者の方は『 Cubase Elements 14 』で十分です。

 

3.オーディオインターフェース(再生・録音する機器)

もともと、パソコンには「サウンドカード」言うパーツが入っていて、それによってヘッドフォン端子などにイヤホンやヘッドフォンを接続すると音を出すことが出来ます。

ただし、パソコン内蔵のサウンドカードでは、機能面や音質の面で劣ります。

ですので、別途オーディオインターフェースを購入しましょう。その際はどんなポイントに気をつければよいでしょうか。

 

オーディオインターフェースを購入する

スタインバーグ ユーアール22

Steinberg(スタインバーグ) UR22C 

色々なオーディオインターフェースが出回っていますが、お薦めはこれです。Cubase LE AIという簡易ソフトが付いており、これだけでもかなりの曲作りが行えます。

私も教室で、DTM機材を初めて購入する生徒で、本格的に曲作りを行なわない人にはこれを勧めて教えています。
簡易といえないほどの機能が充実していますよ。

価格や音質面から、DTM初心者にはベストアイテムです。

 

 

4.音を聴く機器

音楽が好きな方は、Sonyのウォークマンや、Appleのipodなどで音楽を聴いていると思います。

それに付属でついている物はイヤホンですが、イヤホンはDTMに適していないので、別途ヘッドフォンかまたは、スピーカーを揃えた方が良いです。

ヘッドフォンかスピーカーどちらにするか、あなたの家の環境に合わせて購入すればGood♪

どちらの環境もいけるのでしたら、「スピーカー」がオススメです。

ヘッドフォン

ヘッドフォンは、密閉型と開放型の2つの種類があります。

DTMでは、レコーディングする際など密閉型のほうが音が漏れません。そうなるとプロも使っているSONY の『CD900ST』がオススメです。

一生物ですので安いのを何度も買うよりも多少良い物を購入し、長く使用する方がオススメですし、また、良いヘッドフォンでクリアな良い音を聞いた方が耳の感覚(センス)も養われますよ。

 

スピーカー

DTM初心者でオススメスピーカーはYAMAHAです。

価格帯以上の音の再現度があります。私は『YAMAHA HS5』が今いちばんオススメでしょうか。

私の生徒も、数人使っておりますが、音が前のスピーカーよりも鮮明になったと言っていますね。

 

スピーカーを買ったら、防音資材(吸音材)を周りに置くと、音がより鮮明になりますよ。

まとめ

DTM初心者の人はこの4つの機材を手に入れて、楽しいDTMを始めてください。

このほかに、あると便利な道具も参考にしてみてくださいね
DTM初心者からステップアップするための3つの道具

関連記事:Cubase初心者のためのDTM講座 全10回

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